原点回帰?

2022年7月日本経済新聞に環境再生型農業として紹介されていた「土を育てる」(ゲイブ・ブラウン著)を読み終えた。法人として推進するACTFL評価の特徴であるホリスティック(ギリシャ語を語源とすることも初めて知った)が土地管理の手法で表現されたり、カバークロップ等日本語化が難しい表現が多く見られた。コンクリートジャングルの都会では土を見ることも少なくなったが、幼少期を過ごした春先にレンゲソウやシロツメクサが咲く田んぼを牛で耕していた原風景を大規模に環境問題含め整理したら本書に行きつくように感じた。コメ問題で取り上げられることの多くなった日本の農業を国土保全、食糧自給の観点で大局的に方向性を示して欲しいと感じる。

2025年04月15日