子供時代からの再出発?

何で見掛け興味をそそられたか失念したが、石の来歴(奥泉光著)を読み終えた。調べてみると第110回芥川賞受賞作(1993年下半期)であり、筆者は2012年より芥川賞の選考委員でもあるようだ。石と云えば子供時代の「石けり」や「水切り」遊び以来、都会では見かけることも少なく馴染みを無くしていたが、本書で捉えているような視点で空想の世界を拡げる意味でも大阪・関西万博に足を運び、「月の石」や「火星の石」観察をしようかと想いを巡らせた。

2025年04月08日